*令和4年度、最後のHP更新です。
写真は3月24日(金)朝の様子です。
この日は、修了式。今年度最後の登校日です。週間天気予報では雨でした。最後は“晴れ”がいいなあと先週から思っていました。願いが叶って嬉しかったです。
HPで何度も書いてきましたが、私は坂を“桜坂”と呼んでいます。
いい感じに桜が咲いています。登下校で子ども達は季節を感じているでしょう。
桜坂を下りたところに黄色のチョッキを着ている方が映っています。毎朝、小学生の登校の見守りを終えると桜坂下の横断歩道で中学生を見守って下さる地域の方です。「ありがとうございます。」
高台にある共和中。どの方面から登校しても坂を外すことはできません。
夏の暑い時は、苦しいです。でも、それも考えようだとも思います。ケガや病気以外のときは自分の力で登下校する。苦しい坂を上り切ると目的地に着く。それを毎日繰り返していたら、何かの力や考え方が育まれ、身に付いていくと思っています。桜坂は、そういう意味でも好きな場所の1つです。
好きな場所、テニスコート。
以前、「高倉」に書きましたが、私は中学時代ソフトテニス部に所属し、3年生の中体連市郡大会では、このテニスコートで試合をしました。(ペアのおかげ、チームメイトのおかげで、個人・団体優勝しました。)テニスコートを見たり、プレーしている生徒を見ると、その頃を思い出します。この2年間で何回思い出したことでしょう。そのたびに、勇気をもらいやる気が湧いてきたものでした。
♪思い出は美しすぎて♪(by八神純子 1978年(ふるっ))と言いますが、子どもの頃の原風景は大人になってから思い出すと、嫌な思いになることより、「やってみはれ!」と背中を押してくれるものも多いと思うのです。
そういう意味でも、共和中に赴任できてよかったと個人的な話で恐縮ですが思っています。
そういう意味でも、「ふるさと」をフィールドにして、地域の方と一緒に学ぶ「ふるさと学習」は重要だと思い、進めてきました。
そして、メタセコイア。本校のシンボルツリー。落雷から生徒を守ったという伝説の木。
朝は「今日一日、よろしくお願いします。」帰りは「今日も一日いい日でした。ありがとうございました。」と話しかけてきましたが、毎日のルーティンも終わりを迎えました。
私事で恐縮ですが、兼山小に異動となりました。2年間、本校の教育活動にご理解ご協力いただき誠にありがとうございました。目指す生徒像を「よく聴き、深く考え行動し、自分の言葉で伝えきる共和の子」と定めました。
コロナ禍の中でも、できる限りの無理もしながら「やってみなはれ!」と職員・生徒一緒に知恵を出し合い、学校教育目標である「心豊かで実践力のある生徒」の実現を目指してきました。
保護者、地域の方々のご支援に勇気をいただきました。ありがとうございました。
今後は、兼山小学校職員の立場で共和中のみなさんと連携することになります。
今後もよろしくお願いいたします。
(もし、読んでいたら)R3の卒業生のみなさん、R4の卒業生のみなさん、在校生のみなさん
ありがとうございました。健康第一で、ご活躍を。
最後の最後まで話が長くなりました。ここまで丁寧に読んでいただき、ありがとうございました。