本校は、中山道の「伏見宿」として栄えた御嵩町伏見地区と、斎藤氏の城下町として栄えた可児市兼山地区から成り立っている。可児市や美濃加茂市へも近く、大型ショッピングセンターも校区内にある。
豊かな歴史と自然に囲まれたこの地域には、祭りなどの伝統行事や地区運動会、文化祭などの活動も盛んである。また、保護者や地域も学校教育に好意的で協力的な人が多い。
生徒の実態としては
「確かな学力」・・・生徒は落ち着いて学習に取り組む。習熟度別による学習形態を積極的に取り入れながら、基礎学力の向上に努めている。与えられた課題に対して誠実に追究できる姿を、さらに自主的な学習や発展的な学習につなぐことができるよう校区の小学校と連携を図りながら、研究・実践を積み上げている。
「豊かな心」・・・安心して生活できるいじめのない学校をめざし、人権学習やFBCの取り組みを活動の軸に据えながら、他者を思いやれる豊かな心の育成に努めている。毎年秋の人権集会では生徒会を中心に「共和中宣言」を採択している。
「健やかな体」・・・部活動や体育的行事に積極的に参加する生徒が多い。食育の面では、給食の残量を減らそうと、委員会を中心に積極的な啓発活動を展開する中で、着実に成果を上げつつある。また自分で弁当を作る日を年に3回設定し、栄養指導を絡めながら実施している。歯の健康については、今後取り組みたい課題である。
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